【COUNTRY】

入国拒否 Netherlands Rotterdam オランダ ロッテルダム 181日目

8月25日火曜日。天気は曇りのち晴れ。

今日でヨーロッパへ来て6ヶ月(180日)が経過した。ここでも書いたが、シェンゲン協定の3ヶ月(ポルトガル〜イタリア)、シェンゲン協定国外の3ヶ月(アルバニア、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、イギリス、アイルランド)を終え、再びシェンゲン協定国内に入れるようになった。

この先3ヶ月、オランダ、ドイツ、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、バルト3国、ポーランドと北回りに進み、11月か12月に日本へ帰国する予定。

ということで朝8時オランダ・ロッテルダム近くの港に到着。この先地獄が待ち受けていることも知らずに・・・。

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先に断っておくがこの時寝起きでハッキリ言って寝ぼけていた。OJ6A4653.jpg

オランダのイミグレーションに到着。最大の誤算はオランダのイミグレーションを舐めていたこと。同じシェンゲン協定国のポルトガル入国の際、何も聞かれずに入国スタンプが押されたので、ここのイミグレーションの警察官も特に質問してこないだろうという前提があった。

警察官「今日はどこへ行くの?」俺「今日はロッテルダムに行く予定です。」

警察官「結構ヨーロッパにいるみたいだね。オランダにはどれくらいいるの?」俺「オランダには5日いる予定だけど、この先3ヶ月かけて北へ行く予定だよ。(第一のミス)」

警察官「そうなんだ。所持金はどれくらいあるの?」俺「所持金は Fifty-Thousand Euroあるよ。(決め手)」

ここで警察官はしばらくパスポートを見つめ出す。

「君、そこでしばらく待ってて。」

初め、なぜスタンプを押されなかったのか分からなかった。でもここで目が覚め、自分の言った返答を思い返してみると全てミスっていることに気がついた。

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其の一 所持金を1桁間違えている

Fifty-thousand Euro(50000ユーロ=700万円)。朝早くて咄嗟の計算による最大のミス。Five-Thousand Euro(5000ユーロ=70万円)と答えたと思っていた。警察官は「何でそんなお金を稼いだの?」と聞いてきたので堂々と「バイトで稼いだよ。」と答えたが、「そんなに稼げるわけないよね。」と言われた意味を後で気づく。2ヶ月ポンド使ってたから咄嗟の計算ができなかったという言い訳をしておこう。

其の二 そもそも3ヶ月の観光滞在が長い

3ヶ月の滞在といえばどこかで働くんじゃないかと不法就労を疑われて当然。ましてや移民問題で大変なヨーロッパ諸国。西ヨーロッパは入国が厳しくて当たり前。

其の三 ホテルを予約していない

この日、ロッテルダムに住むWarmshowersのホストの家へ行く予定だった。警察官に「今日泊まる宿は?」と聞かれたがホテルを予約していないことで怪しさが増してしまった。さらに彼らの電話番号はメールで送られていたが、住所はWarmshowersサイトにログインしないと把握できない環境だった。当然Wifi環境がないイミグレーションでは警察官に住所を伝えることができなかった。

無意識だが完全に疑われる行動しかしていない。イギリス入国の時にドヤ顔で書いたことが何一つ出来ていないことに後で気づいて冷や汗。これも全て寝ぼけていたせい。

フェリーの乗客が全て履けるまで1時間半外で待たされる。入国拒否された場合のことを考え、帰国かトルコのイスタンブールへ飛ぼうかと最悪の結論を導き出すが、今何をしても仕方ないので黙ってノートパソコンに入っている漫画を読んで待つ。

『キングダム』の 王騎VS龐煖編を読了するとフェリーの乗客がはけ終わったのかようやく再び話すチャンスを得る。

まず初めに所持金額を訂正することから始めた。さっき言ったことは旅行資金全体がFifteen-Thousand Euro(15000ユーロ=140万円)で今の所持金はFive-Thousand Euro(70万円)だよ、英語の発音が悪くてFiftyと聞こえちゃったのかな、ゴメンね。と最大のミスを挽回。

しかし当然これだけでOK!となるはずもなく近くの警察署へ連行。『それでもボクはやってない』の加瀬亮の気分。

何重にもロックされた部屋の中に入ると3人の警察官がパスポートを確認しだす。このパスポートの入国、出国時期に怪しい点はないか。シェンゲン協定はきちんと守っているかなどをチェックしているらしいが、相手もイマイチシェンゲン協定について把握していないのか時間がかかる。

そのあと、所持金確認の為にクレジットカードを出せと言われる。この旅行のために作った3枚のクレジットカードと1枚のデビッドカードを取り出すと、デビッドカードの所持金を見せろと言い出すが、彼らのパソコンでは日本語が文字化けしてログインが出来なかった。しかし、3枚のクレジットカードに70万円以上あることを確認できたのかようやく出国スタンプを押してくれた。

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警察官「次からは貯金額を証明できる紙を印刷してきてね。」俺「分かった(うるせえ)。」

ということで釈放。2時間かかって無事オランダ入国。

空が青くて眩しい。

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教訓としてはイミグレーションはいつでも全力で答え、予習をしておくこと。適当に寝ぼけて答えないこと。初日のホテルは予約しておくこと。長期旅行者の心得。

後から思うと逆に良くこれで入国できたなとも思う。日本のパスポートの信用度は世界一!警察官もこれが仕事だから憎まないでおこう。いい経験になった。

オランダの自転車道の看板。何処へでもいける。

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オランダの自転車道はスーパーフラットでスーパー整備されているよと色々な国の人が言っていたが本当にその通り。

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全ての道路の脇に自転車専用の道が綺麗に整備されている。轍、段差なども一切なく、原付も走れる道。

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オランダは最高地点が200Mとフラットな国。海の近くは丘一つない。

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沢山の風力発電機が回っている。OJ6A4674.jpg

スマホを見て地図を確認していると向かいから来た自転車のおじさんが説明してくれる。
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ありがとう。OJ6A4676.jpgOJ6A4682.jpgOJ6A4686.jpg

ロッテルダムまでは約30km、運河沿いを進む。OJ6A4690.jpg

馬も普通に歩いている。OJ6A4698.jpgOJ6A4701.jpgOJ6A4702.jpgOJ6A4705.jpgOJ6A4709.jpgOJ6A4712.jpg

船で対岸へ渡る人たち。OJ6A4715.jpgOJ6A4721.jpgOJ6A4723.jpgOJ6A4725.jpg

ここでオランダの異常性に気づく。この国は区画整備の時点で自転車道用の土地を確保している。他の殆どの国では自動車道のそばに後から付け足した自転車道が多いが、この国では初めから計算に入れている。OJ6A4726.jpg

ランドアバウトを取り囲むような自転車道。ここが特別な場所ではなく、全部にある。OJ6A4728.jpg

自転車信号機。

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ロッテルダム到着。ロッテルダムは高層ビルが並ぶ近代的なエリア。武蔵小杉を思い出す。
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この寿司屋の広告の女性の腕毛が凄い。広告なのに気にしない外国感。OJ6A4755.jpg

街中に運河が張り巡らされている。OJ6A4759.jpgOJ6A4761.jpg

今日のホスト、ジュソフィさんカップルの家。彼女はハンガリー人、彼氏はオランダ人のカップルで会話は英語。

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今週の金曜からイタリアのサルディーニャ島へ休暇旅行。外国が近くていいね。疲れた。

走行距離38.0km

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